【法の記号を知る者は,如来を知る者】
これも,また【記号】が抹消されておる。正しくは,
【法の記号を知らざる者は,如来を知らざる者,
如来を知らざる者は,法の記号を知らざる者】
<如来>は<仏陀>の異称であるから,次のようになる。
【法の記号を知る者は,仏陀を知る者,
仏陀を知る者は,法の記号を知る者】
【法の記号を知らざる者は,仏陀を知らざる者,
仏陀を知らざる者は,法の記号を知らざる者】
【法の記号を知らざる者は,仏陀の教えを知らざる者】
【仏陀の教えを知らざる者は,法の記号を知らざる者】
【法の記号を知らざる者の,百千万言に耳をかすことなかれ】